そもそもの話ですが、住宅ローンの「借り換え」ってどのようなことをいうのでしょうか。
わたしは「借り換え」と聞いた時にイメージがわきませんでした。
ここで住宅ローンの借り換えの基本的なことをまとめておきます。
住宅ローンを「借り換え」るってどういうこと?
マイホームを購入して、数年経つと自分が借りているより有利な(金利が低い)住宅ローンが出てきている場合があります。
これは仕方がないこととはいえ、どうにかならないものかと思いますよね。
そこで、今借りている住宅ローンとは別に新しく住宅ローンを借りて、今借りている住宅ローンを返してしまい(一括繰上げ返済)、新たに借りた住宅ローンを返していく、ということができます。
これが「住宅ローンの借り換え」です。
新しく住宅ローンを借りるのはどこからできる?
今借りている住宅ローンとは別に新しく住宅ローンを借りるのですが、これは基本的にどこの銀行から借りてもOKです。
ただし例外があって、今まで借りていた銀行と同じ銀行からは借りることができません。
基本的には「借り換える」=住宅ローンの融資元を他の銀行に変更する、ということです。
しかしこれもまた例外があって、住宅金融公庫(住宅金融支援機構)から借りているローンがあれば同じ銀行からでも借りることができます。
今までの融資元 | 新しい融資元 |
---|---|
銀行のみの住宅ローン | 今までの融資元とは違う銀行から選ぶ必要がある |
銀行+住宅金融公庫の住宅ローン | 今までの融資元でもOKだし、今までの融資元とは違う銀行でもOK |
わたしの場合は池田銀行+住宅金融公庫で借りていたので、池田銀行も含め、どの銀行でも選ぶことができました。
住宅ローンの借り換えするのに費用は必要なのか
住宅ローンを借り換えためにはある程度の費用が必要です。
ざっと上げると下記のような名目のお金がかかります。
今までの融資元に支払うお金
- 一括繰上げ返済手数料
残っているローンの全額を一括で返済することになるため、繰り上げ返済の手数料がかかります(融資元によっては無料のところもあります)。
新たな融資元に支払うお金
- 印紙税
- 保証料
- 手数料
- 登録免許税
- 司法書士報酬
- 抵当権抹消費用
新たな住宅ローンを借りることになるので、マイホームを購入したときと同じような費用がかかります。
借り換え時にかかる費用については、融資元によっては無料になったり、節約できる項目もありますので、詳細を別記事でまとめます。
住宅ローン借り換えの基本まとめ
- 住宅ローンの「借り換え」とは有利な条件で新しく住宅ローンを組んで、今の住宅ローンを一括返済してしまうこと
- 住宅ローンの借り換え先は基本的には別の銀行から選ぶ
- 住宅ローンを借り換えるには費用がかかる
とりあえずこれを知っておいて下さい。
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