イオン銀行の住宅ローンキャンペーン、当初固定金利に無料でガン保障がついてきます。
イオン銀行が当初固定金利でキャンペーンをやっています
イオン銀行が当初固定金利で借り換えをする場合のキャンペーンをやっています。
それが「無料でガン保障がつく」キャンペーンです。
イオン銀行ではガンと診断されたら住宅ローンが0円になるガン保障特約をつけることができます。
これは生まれて初めてガンと診断されたら、住宅ローンの残り残高全額を保障金で支払ってくれるものです。
もちろん、ガンが治ってもその保障金を返す必要はありません。
つまり、このガン保障特約をつけるということは住宅ローンと同じ金額のガン保険に入ることと同じ効果があります。
通常はガン保障特約をつけるには、金利に0.1%上乗せする必要があります。
ところが、今回のキャンペーンではこの0.1%の金利を上乗せする必要がありません。
2018年3月31日(土)までにお申込みいただき、2018年6月30日(土)までにお借入れいただいた分までが対象となります。
イオン銀行では当初固定金利は3年固定、5年固定、10年固定の3種類がありますが、どの年数でもこのキャンペーンの対象になります。
このキャンペーンはどのくらいオトクなのか
では、0.1%が上乗せされないとどのくらいオトクになるでしょうか?
シミュレーションしてみましょう。
- 借入金:3,000万
- 借入期間:35年
- 返済方法:元利均等
- 完済まで金利が変わらないと仮定する
- 当初固定10年
返済方法に関してはこちらをご覧ください。
当初10年間の金利はキャンペーンなしが0.1%上乗せで0.79%、キャンペーンありが0.69%となります。
気をつけたいのが固定金利期間の10年を過ぎたあとの金利です。
キャンペーンありの場合は店頭表示金利より-1.50%、キャンペーンなしの場合は店頭表示金利-1.6%になります。
10年をすぎると(なにもしなければ)変動金利になります。
現在の変動金利の店頭表示金利は2.37%なので、それぞれ下記のようになります。
- キャンペーンなしの場合 2.37-1.60=0.77%
- キャンペーンありの場合 2.37-1.50=0.87%
キャンペーンなし | キャンペーンあり | 差額 | |
---|---|---|---|
総返済額 | 34,288,536円 | 34,309,027円 | -20,491円 |
こうして計算するとキャンペーンありのほうが2万円ほど多く支払うことになります。
当初固定金利期間の10年を過ぎてからの期間が長いためこのような結果になります。
借り換えの場合はどうでしょうか?
借り換えを想定して金額を減らし、期間を短くします。
- 借入金:2,000万
- 借入期間:20年
- 返済方法:元利均等
- 完済まで金利が変わらないと仮定する
- 当初固定10年
キャンペーンなし | キャンペーンあり | 差額 | |
---|---|---|---|
総返済額 | 21,617,284円 | 21,513,653円 | 103,631円 |
この場合はキャンペーンありのほうがオトクになり、キャンペーンなしのほうが10万円ほど多く支払うことになります。
まとめ:当初固定金利で借りるのならこのキャンペーンをうまく使おう!
今回のキャンペーンでは当初固定金利後の返済期間の長さによってオトクにならない場合があります。
返済期間が短ければ単純にオトクになるので、まずは返済シミュレーションを行って確かめてみてください。
ガンと診断されたら住宅ローンがなしになるのはかなり魅力的です。
もちろん、ガンにならないことがベストなのですがどうなるかはわかりません。
ガンになると程度によるとは思いますが、治療のために仕事も休まないといけないでしょうしいろいろと不安なことが出てくるはずです。
そのタイミングで住宅ローンの支払いを心配しなくてもいいというのは安心感があります。
あなたが、当初固定金利で借り換えようとしているのならこのキャンペーンはオススメです。
オトクになるのかならないのか。自分で確かめてみてや!
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