住宅ローンの借り換え審査はあまり落ちることはありません。
住宅ローン借り換えにも審査がある
住宅ローンを借り換えるということは、住宅を買う時に住宅ローンを借りたときのように審査があります。
審査は2段階で行われることが一般的で、詳細はこの記事に書いています。
イオン銀行の場合、事前審査と正式審査があります。
事前審査の内容はこちらに書いています。
実際に使用した書類の画像も公開していますので、参考にしてください。
住宅ローン借り換え審査に落ちることはあるのか?
住宅ローンの借り換え審査はあまり落ちることはありません。
なぜかというと、住宅ローンを借り換えるということは一度、住宅ローンを借りているわけです。
ということは住宅ローンを借りるための審査に通っているので、そのときと状況が変わらなければ、特に問題にはならないからです。
しかし、最初に住宅ローンを借りたときと状況が変わっていると借り換え時の審査に落ちることがあります。
それは次のような場合です。
- 離婚した場合
- 転職、または会社員をやめて自営業になった場合
- ローンを滞納した場合
詳しくみていきましょう。
離婚した場合
住宅ローンを組むとき、一般的には連帯保証人がなくても借り入れができます。
ただし、例外があって下記のパターンで住宅ローンを組む場合は、連帯保証人を立てることを求められます。
- 収入を合算して住宅を購入する場合
- 土地や建物が共有名義である場合
- 親名義の土地に住宅を建てる場合
- ペアローンを利用する場合
1、2、4のパターンの場合、配偶者(夫の場合妻、妻の場合夫)が連帯保証人になっている場合があります。
たとえば、住宅ローンの連帯保証人が奥さんになっていた場合、借り換え後の住宅ローンでも連帯保証人を外すことができません。
特別なことがない限り、住宅ローンの連帯保証人になれるのは配偶者か、親になるので、離婚して他人になった元配偶者は連帯保証人になることはできません。
もし住宅ローンの借り換えを考えているのなら、離婚はしないほうがいいでしょう…。
転職、または会社員をやめて自営業になった場合
いまの住宅ローンを借りた後に転職したり、独立して会社員ではなくなっている場合は前の住宅ローン審査とはまったく条件が違っているので、どうなるかはわかりません。
転職して、収入がアップした場合はあまり問題にならないようですが、勤続年数が短い場合や、収入が下がった場合などは厳しいチェックが入る可能性があります。
また自営業になると会社員とは違う基準で審査されるので要注意です。
一般的に住宅ローンは会社員のほうが自営業よりも借りやすいと言われています(いくら年収が高くても…)。
ローンを滞納した場合
住宅ローンの支払いが遅れてしまった場合も厳しいです。
わざと遅らせるわけではなく、住宅ローンの支払い口座と給与振込口座が違う場合に、住宅ローン支払い口座への入金が遅れて引き落とし日に間に合わなかったという例が多いそうです。
イオン銀行の場合は過去一年分の住宅ローン支払い口座の通帳を見せることが必要となりますので、もし滞納してしまった場合は一年過ぎてから借り換え審査に申込んだほうがいいかもしれません。
また車のローンの支払、クレジットカードの支払いも滞納すると記録が残りますので、審査に不利になります。
特に気をつけたいのが携帯電話です。
いまは多くの人がスマートフォンを持っていると思いますが、スマートフォンを買うときに本体を分割で買っている場合、通話料金と一緒に本体代金を同時に支払いをしているはずです。
これはれっきとしたローン契約なので滞納すると記録が残ります(本体を一括で買っている場合は関係なし)。
「たかが携帯料金」なんて考えていると住宅ローン借り換え審査が通らないという痛い目にあうこともありますので気をつけましょう。
まとめ:問題があっても銀行は貸したがっているので事前審査にチャレンジしてみよう
住宅ローン借り換えの際、一番心証が悪いのは住宅ローンの滞納だそうです。
各銀行によって重要だと考えるポイントは違うと思いますが、特別な理由がないのに住宅ローンの滞納をしたことがある人に貸したくないと考えるのは自然なことですよね。
しかし、いまは超低金利でかつ銀行はお金を貸したがっています。
高い金利の住宅ローンを払っているあなたがこのチャンスを逃すのはもったいないです。
銀行によっては滞納があっても事情を説明すれば審査に影響がない場合もあるようです。
この金利状況では住宅ローン借り換えはほぼ間違えなくお得になるので、とりあえず事前審査にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
銀行によって審査基準も違うので、一つの銀行だけではなく複数の銀行で申し込むのも手です。
ローンは滞納したらあかんな…
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