住宅ローンを組んで人生のリスクを少なくする。そんな考え方もありますよ

住宅ローン借り換え
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住宅ローンを組んで自宅を買うことが実は人生においてリクスを少なくするという考え方があります。

住宅費を節約したい!なくしたい!

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人が働くのはいろいろな理由がありますが、基本的には生活費を稼ぐことが一番の目的ですよね。

いまの世の中、お金がないと生きていけません。

これから日本はいままでどこの国も経験したことのない超高齢化社会になります。

そうすると世の中の仕組みは変わっていくと思いますが、いまのところ一般的な話として年をとると稼げるお金は減っていきます。

年齢男性(万円)女性(万円)
19歳以下157104
20~24歳265231
25~29歳378297
30~34歳446301
35~39歳502293
40~44歳564290
45~49歳629290
50~54歳656291
55~59歳632270
60~64歳477227
65~69歳389201
70歳以上359204

これは平成26年(平成26年12月31日現在)のサラリーマンの年齢別年収データです(国税庁 平成26年 民間給与実態統計調査結果より)。

これを見るとすぐにわかりますが、年収が一番高くなるのは50~54歳のときです。

さらにいうと、いまはまだもらえる公的年金ですが、超高齢化社会になるということは年寄りが多くなるということですから、もらえなくなるか金額が減らされることは間違いないでしょう。

子育てもして、年をとっても豊かに暮らしたいと思うと、働いているうちにちゃんと考えておいたほうがよさそうな気がしますよね。

生活で一番多くかかるのは「住宅費」

生活していくといろいろなことにお金がかかりますが、かなり多くかかるのは「住宅費」です。

子どもがいれば教育費もかなりの金額がかかりますが、住宅費よりかかることはないでしょう。

また、子どもがいない人でもどこかに住むためには住宅費がかかります(ホームレスになったらいらないという話もありますが、それはかなり例外的な話ですよね…)。

公的年金をもらえるくらいの年齢になったときに「住宅費を少なくしたい」とか「できれば住宅費をなくしたい」と思うのは当然でしょう。

もっというと「それなりの家に住みたい」とも思いますよね。

住宅ローンの返済期間は最大で35年が多く、住宅ローンの返済期間は平均では20年だそうです。

住宅ローンが終われば「住宅費」の負担は減りますし、ちゃんとメンテナンスさえすれば快適な住居を維持することができます。

一生、賃貸で暮らすという選択はどうなのか?

もちろん家を買わなくてもずっと賃貸で暮らしていくという方法もあります。

これには2点、デメリットがあると思っています。

  1. 家賃を一生払わないといけない
  2. 賃貸で借りられる物件は分譲のものよりも魅力的でない

賃貸ということは当然ながら家賃が発生します。

30歳から40年間、賃貸に住むと単純に考えてみましょう。

家賃が10万円とすると

$$(1ヶ月分の家賃)\times(12ヶ月)\times(40年)=(40年間の家賃)$$

なので、

$$(10万円)\times(12ヶ月)\times(40年)=(4,800万円)$$

となります。

会社を退職していたら結構な負担になりますね…。

年をとってくると病気にもなりやすくなりますから、さらに支出がかさんでくるかもしれません。

もちろん、年寄りが多くなってきたら高齢者向けの賃貸住宅も増えてくるとは思いますが、世の中の仕組みはゆっくりかわっていくものなので、そういう状況になるのがどのくらい先になるのか予想がつきません。

また、こちらのほうが大きな問題かもしれませんが、賃貸の物件は最初から賃貸目的で建てられたものが多く、分譲のものに比べて設備が劣っていることが多いです。

分譲のところが賃貸に出ていることもがありますが数が少ないので見つけにくいし、家賃が相場よりも高く設定されていることが多いです。

現金で自宅を買うというのは現実的でない

では、定年あたりまで賃貸に住んでお金を貯めて現金で(住宅ローンを使わずに)自宅を買うというのはどうでしょうか?

これはかなり現実的ではありません。

よほど収入が多い人でない限り、家賃を払いながら住宅を買うためのお金を買うというは無理があります。

もちろん、遺産が入った!とか商売で一発当てた!など特殊な条件の人はこの限りではありませんが…。

自宅は「資産」になる

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基本的に自宅という不動産は「資産」になります。

一戸建ての場合は建物は年々劣化していき、資産的な価値はなくなりますが土地はゼロ円にはなりません。

マンションでも建物が古くなっても「駅に近い」といった利便性があるものは、それなりに価値があります。

自宅をもっていれば売ることもできますし、自宅を担保にして老後の資金を借りるということもできるようになってきました。

賃貸に住んでいてはいくらお金を払ってもこういったことはできません。

住宅ローンを使って人生のリスクヘッジができる

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住宅ローンを借りている最中の一番のリスクってなんでしょうか?

おそらく借り主が死んでしまうことだと思います。

一般的な住宅ローンでは団体信用生命保険という住宅ローンがセットになっていて、この保険に入ることができないと住宅ローンを借りることができません。

この保険に入っていると、借り主が死んでしまう(もしくは高度障害状態になった)ということになったときに、残された遺族が住宅ローンを支払い続ける必要はありません。

ようするに住宅ローンの残金と同額の生命保険に入っているようなものです。

しかもこの保険料は住宅ローンの中に含まれている場合がほとんどです(フラット35の場合は含まれていない)。

残された遺族は借り主を失った悲しみはありますが、突然住む家がなくなるということはありません。

また、病気やケガをして働けなくなった場合に備えて、がんや心筋梗塞、脳梗塞などの病気になったら住宅ローンがなくなったり、減額されたりする住宅ローンもあります。

これは保険料として住宅ローン金利に0.2~0.3%程度上乗せすることが多いです。

ただし、いまでは金利に上乗せなしで保険がついてくる住宅ローンもあります。

これらの仕組みは当然ながら賃貸の場合にはないので、別に対策を考える必要があります。

まとめ:住宅ローンを利用するということは人生のリスクヘッジ

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住宅ローンを利用して家を購入するということは、マイホームを手に入れるということだけではありません。

  • 老後の生活
  • 死亡
  • 病気、ケガ

こういったリスクから自分と大事な家族を守ることができます。

まさに人生のリスクヘッジ(将来起こりうる危険を予測して、できるだけその損害を小さくするように工夫すること)と言えますね!

タカシ
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