住宅ローンは毎月毎月銀行引き落としで払っていくものなので、普段は意識しないと思います。
わたしもあまり意識せず、たまに通帳を見ては「ああ、引き落とされてるな」と確認するくらいでした。
そんなわたしにも「ここで住宅ローンの借り換えをやらないと損するぞ!」と思った理由がありました。
住宅ローン返済から11年目で住宅金融公庫(住宅金融支援機構)への返済額が上がった
ある日、ふと住宅ローンを池田泉州銀行の通帳を見たら、いつもより支払額が多くなっていることに気が付きました。
ちょうど2015年に入って最初の住宅ローン支払日からです。
67,031円の支払いが72,757円になっています。
約6,000円のアップですね。
もちろん、住宅ローンを借りた時から11年目から返済額がアップすることはわかっていました。
融資元 | 返済期間 | 金利種類 | 融資金額 | 金利(10年目まで) | 返済額(10年目まで) | 金利(11年目以降) | 返済額(11年目以降) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
住宅金融公庫 | 35年 | 固定金利 | 1,820万円 | 2.70% | 67,031円 | 3.45% | 72,757円 |
池田銀行 | 変動金利 | 680万円 | 1.375% | 20,406円 | 1.375% | 20,406円 | |
合計 | 2,500万円 | 87,437円 | 93,163円 |
わかってはいましたが、毎日をいそがしく過ごしていると10年間なんてあっという間です。
支払額が変わってから、住宅ローンを開始始めた頃にもらった償還予定表(返済予定表)を見て、金利がアップすることに気が付きました。
しかも、2.70%から3.45%と0.75%も一気にアップです。
これはなんとかできないのかと考え始めました。
借り換えキャンペーンチラシの金利の低さにおどろいた
そんなある日、池田泉州銀行から一通のチラシが届きました。
そのチラシは、住宅ローンの借り換え相談会をやるので来てください、という内容で借り換えるときの金利が載っていました。
そのチラシには変動金利では0.775%、10年固定では1.15%というおどろくほど低い金利が書いてありました。
今借りている住宅金融公庫の金利3.75%と比べるととんでもなく低い金利です。
10年固定というのは基本的には変動金利なのですが、借りてから10年間は金利が変わらないことが約束されているタイプのことです。
このチラシにおどろいたわたしはいくつかの銀行の住宅ローン金利を調べてみました。
銀行名 | 変動金利 | 当初10年固定 |
---|---|---|
池田泉州銀行 | 0.775% | 1.300% |
イオン銀行(2018年10月時点) | 0.47% | 0.74% |
新生銀行 | 0.880% | 1.350% |
住信SBIネット銀行 | 0.65% | 0.91% |
ソニー銀行 | 0.589% | 1.295% |
みずほ銀行 | 0.775% | 1.25% |
この金利は2015年8月時点のものですが、チラシが届いた2015年6月とだいたい同じです。
なんと変動金利では1%もいかないのです!
おどろきの低さです。
シミュレーターで試算してみたら総支払額がハンパなく下がった
金利が下がるということは総支払額が下がるということです。
ただ、実際にどれくらい下がるのかはわかりませんでした。
そこで銀行で用意されている借り換えシミュレーターを利用して計算をしてみました。
いろいろな銀行のシミュレーターを使ってみましたが、イオン銀行のものは今の融資元が複数あっても対応でき、一番使いやすかったので、イオン銀行のシミュレーターの使い方を説明します。
イオン銀行での借り換えシミュレーション開始
イオン銀行のホームページヘ移動する。
住宅ローンシミュレーションをクリック
お借り換えシミュレーションをクリック
現在、借りているローンの情報を入力し、合計するをクリック
わたしは住宅金融公庫と池田泉州銀行から住宅ローンを借りていたので、それぞれについて値を入力しました。
現在の借入残高は返済予定表を見ればわかりますので、確認して下さい。
残りの借入期間ですが、返済予定は35年で、10年6ヶ月払い終わっているので、35年ー10年6ヶ月=24年6ヶ月となります。
合計する、をクリックすると現在の借入れのまとめが表示されます。
借入希望額を入力し、試算するをクリック
住宅ローンの残りの残高は、住宅金融公庫1,443万円+池田泉州銀行520万円=1,963万円となります。
少し余裕をもって、2,000万円を借入れるとします。
金利は変動金利の0.57%を入れ、試算するをクリックします。
そうすると条件にあった返済計画が表示されます。
この場合、-5,986,144円、つまり約599万円も総支払額が減ることになります。
イオン銀行で借り換えると599万円も総支払額が減る可能性がある
融資元 | 住宅ローンの残高/借入額 | 総支払額 | 差額 |
---|---|---|---|
住宅金融公庫+池田泉州銀行 | 1,443万円+520万円=1,963万円 | 2,739万円 | |
イオン銀行(変動金利、定率型) | 2,000万円 | 2,140万円 | 599万円 |
イオン銀行には金利タイプ、手数料の支払い方法などでいろいろな方法がありますが、イオン銀行で借り換えると599万円も総支払額が減る可能性があります。
ハンパないくらい総支払額が下がることがわかりました。
まとめ:住宅ローンの借り換えシミュレーションはやってみる価値がある
住宅ローンは年々下がっていて、一番低い変動金利では0%台になっています。
住宅ローンを一度も見なおしてない人は、一度、シミュレーションをやってみると総支払額を大幅に減らせる可能性があります。
住宅ローンの借り換えシミュレーションはやってみる価値があります。
借り換えシミュレーターはイオン銀行が使いやすいです。
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